金型費用の内訳|設計費・金型材料費・部品費・加工費などを解説

更新日 2026年9月1日
金型全般
金型費用の内訳設計費・金型材料費・部品費・加工費などを解説

金型費用には、金型の設計・製作・調整にかかる金型費と、製品を加工・成形する製品加工費があります。見積りでは、製品図面、製品の材質、寸法公差、生産量、検査方法、依頼範囲を示し、金型費に含まれる作業を確認します。

この記事で分かること

  1. 01費用区分金型費と製品加工費の違い
  2. 02金型費の内訳設計、金型材料・部品、加工、調整などの費用
  3. 03金型費用が変わる条件形状、要求精度、加工時間、トライ回数の違い
  4. 04見積りの確認追加費用、提出物、取引条件

金型費と製品加工費の違い

金型費は、金型の設計、金型材料・部品の調達、加工、組立・調整、トライ、検査、金型修正、輸送など、金型を製作するための費用です。製品加工費は、試作・評価・量産で製品を加工または成形する費用です。

見積書では、トライ、測定、金型修正、再トライが金型費に何回分含まれるか、試作品の加工費・成形費が別途必要かを確認します。

金型費の内訳含まれる作業・費用見積りで確認する内容
設計費金型の構想、詳細設計、図面作成、製作方法の検討製品図面の完成度と、設計変更時の追加費用
金型材料・部品費金型材料、標準部品、購入部品材質の指定、支給品の有無、交換部品の範囲
加工費切削加工、研削加工、放電加工、熱処理、表面処理、加工プログラム作成形状の複雑さ、加工深さ、要求精度
組立・調整費部品の組付け、摺動部の調整、手仕上げ、動作確認組立後の調整と動作確認の範囲
トライ・検査・金型修正費トライ、製品の測定、外観確認、金型修正、再トライ金型費に含まれる回数、測定内容、追加費用になる条件
輸送・管理費梱包、輸送、保管、管理資料、立ち会い輸送区間、梱包方法、保管期間、立ち会いの有無

見積りを依頼するときは、製品図面、3Dデータ、製品の材質、寸法公差、外観基準、生産量、検査方法、希望納期を伝えます。製品仕様や生産量が変わる場合は、再見積りになる条件も確認してください。

金型費用が変わる主な条件

金型費用は、製品形状、要求精度、金型材料・部品の数量、設計・加工時間、トライ回数、検査方法、金型修正の範囲によって変わります。納品後の保管、補修、交換部品を依頼する場合は、その費用も確認してください。

見積金額が変わる条件

  1. 構造と部品点数製品形状、生産量、必要な耐久性に合う構造と部品点数か
  2. 加工時間複雑な形状、加工深さ、要求精度、表面処理と加工時間の関係
  3. トライと金型修正トライ、測定、金型修正、再トライが何回分含まれるか
  4. 検査と提出物測定する寸法、外観の合否基準、検査成績書、提出データは何か

金型の構造と部品点数は、製品形状、製作方法、生産量、必要な耐久性によって変わります。部品や加工箇所が増えると、金型材料・部品費、加工費、組立・調整費も高くなります。

複雑な形状、狭い部分、厳しい公差、加工しにくい金型材料、表面品質の指定がある場合は、加工、手仕上げ、検査に必要な時間が増えます。

トライでは、製品の寸法精度や外観が、依頼時に決めた品質基準を満たしているか確認します。製品が品質基準を満たさない場合は金型を修正して再トライするため、金型費に含まれる回数と、追加費用になる条件を確認してください。

見積りで確認する内容

見積りを依頼するときは、製品図面、製品の材質、寸法公差、生産量、検査方法、希望納期、依頼範囲を伝えます。見積書では、金額と支払時期に加え、設計・加工の範囲、提出物、トライ・検査・金型修正、輸送・保管、所有権の扱いを確認してください。

比較する内容見積書で確認すること確認する理由
図面・データ金型メーカーから受け取る図面やデータは何か提出物が見積金額に含まれているか確認する
トライ・検査何回分のトライ、測定、金型修正、再トライが含まれるか追加費用の対象と、費用を負担する側を確認する
品質基準測定する寸法、外観の合否基準、検査方法、検査成績書の提出有無は何か製品の合格条件を書面で共有する
取引条件支払時期、金型の所有権、保管・輸送、修理・再製作をどう扱うか各費用を負担する側を決める
再見積りの条件金型材料、製品形状、生産量、納期が変わった場合に再見積りとなるか追加費用と納期への影響を確認する

各見積書について、トライ、検査、金型修正、輸送、図面提出、納品後の保管・補修、交換部品、特殊加工が金型費に含まれているかを確認します。

構想図、設計データ、製作方法に関する資料を依頼する場合は、作成費用、所有権、利用できる範囲を確認します。秘密情報を共有する場合は、保管方法、共有先、返却・削除の条件も決めてください。

金型の種類や製作方法によって必要な工程は異なります。見積書に含まれる作業、追加費用になる条件、費用を負担する側を、見積金額と合わせて確認してください。

まとめ

金型費用を比較するときは、金型費と製品加工費を分け、金型費に含まれる設計、金型材料・部品、加工、組立・調整、トライ・検査、金型修正、輸送の範囲を確認します。

製品図面、製品の材質、寸法公差、生産量、品質基準、依頼範囲をそろえて見積りを依頼してください。見積金額に差がある場合は、含まれる作業と追加費用になる条件を確認すると、見積金額が異なる理由を確認できます。

相談

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相型MATCHINGに無料会員登録すると、サイトに登録している企業へ相談できます。対応分野や依頼できる内容は企業ごとに異なります。製品図面、製品の材質、生産量、依頼内容を候補企業へ伝え、対応できるか確認してください。

図面・仕様共有資料をそろえる製品図面、3Dデータ、製品の材質、寸法公差を確認します。
生産量・品質依頼条件を伝える生産量、外観基準、検査方法、希望納期を伝えます。
見積りの範囲含まれる作業を確認設計、加工、トライ、検査、金型修正、輸送の範囲を確認します。

登録企業へ、見積金額、納期、対応できる製作範囲、保証の範囲、類似製品の製作実績を確認してください。

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よくある質問

試作品の加工費・成形費は金型費に含まれますか?

見積書によって扱いが異なります。試作品の加工費・成形費が金型費に含まれるか、別途費用になるかを確認してください。

金型費用の内訳はどこまで確認しますか?

設計費、金型材料・部品費、加工費、組立・調整費、トライ・検査・金型修正費、輸送・管理費を確認します。各費用に含まれる作業と、追加費用になる条件も確認してください。

見積金額が低い場合は何を確認しますか?

トライ、検査、金型修正、再トライ、輸送、図面提出、納品後の保管や修理が別途費用になっていないか確認します。金額差が作業範囲の違いによるものか、製作方法の違いによるものかも確認してください。

見積りを依頼する前に何を伝えますか?

製品図面、3Dデータ、製品の材質、寸法公差、外観基準、生産量、検査方法、希望納期、支給する金型材料・部品の有無を伝えます。未確定の条件は、確定予定日と再見積りになる条件を共有してください。